皆様は鳳凰をご覧になったことはあるでしょうか。
鳳凰というのは、こんな姿をしております。
数年前のことです。爽やかな薫風の季節でした。
ふと外を見ると、近年めったに体験したことのないような、見事な紺碧の空です。
心の奥底まで浄化されるような、澄み切った空気。
窓辺では涼やかな風がカーテンを優しく揺らし、初夏の訪れを告げています。
余りの爽快さ、空の美しさに、思わず庭に出て蒼穹の天を仰ぎました。
「空をよく見てご覧。」私の頭の中に誰かの意識が響きました。
眼を凝らして見れば、吸い込まれるような濃紺の空に、鳥の羽が数枚浮かんでいます。
それは、白雲で描かれた大きな真っ白い羽でした。
羽毛の細かい毛先をゆるやかに揺らしながら、紺碧の空に数枚の羽が漂っていたのです。
「鳳凰だ。あれは鳳凰の羽だ。」
絶対的な確信に胸を躍らせ、大空に鳳凰を探しました。
すると南の方角に、鋭角の角を持つ三角形が二つ並んでいる不自然な雲に、目が惹きつけられました。
それは雲の中でも、一際大きく、異彩を放っています。
白雲の輪郭がきりりと力強い三角形というのも、今まで見たことがありません。
「クチバシだ。」
頭に響く意識にはっとして、視線を東へと移して行きました。
すると、そこには想像を絶する巨大で完璧な白鳳が、全身を東から北へと拡げながら、空一面に飛翔しているではありませんか。
私の眼が初めて白鳳の全体像を捉えた時、それは、見事なまでに鮮明な雄姿を光り輝かせてくださったのです。
「何という、素晴らしい白鳳のお姿だろう。」
余りにも荘厳な美しさに魅入られ、身じろぎもせず立ち尽くしておりました。
暫くして、(そうだ。夫にも見せてあげよう。)と思い立ち、急いで家の中に入りました。
何度も声を掛けて、やっと出てきた夫は思いがけない白鳳の気高い姿に、しばし感嘆の声を上げ見とれておりました。
そして、はっと気付いたかのように家の中に駆け上がり、手にカメラを持って降りて来ました。
そこで、やっと撮れたのがこの写真です。
その頃には、鮮明だった白鳳は徐々に風にながれ、霞んで行くところでした。
しかし、雲で姿を現して頂き、本当に本当に光栄でした。
その時、白鳳が厳かに、私に告げた言葉がありました。
「宇宙の生命は一つ。私たちは、一つの大いなる宇宙生命の中に生きている。(生かされている)」
私は言葉を反芻し、そして何度も噛みしめました。
私たちは、この世の中でそれぞれ個人、個人として生きています。
が、動植物を含めたすべての個々の生命は、実は一つの宇宙生命体そのものなのです。
つまり、あなたも私も、実は魂の奥底は繋がっているのです。
私たちは、魂の表面意識の部分だけで私という自己を認識しています。
でも、魂の奥、中心部にある神我は全ての生命に繋がり、一つに統合されているのです。
すぐには理解できないかもしれませんが、あなたも私も宇宙という大いなる神の一部分であり、神そのものなのです。
やがて、この宇宙の真理に、特に日本人から覚醒していくようになります。
なぜなら、あなたも心の奥深くで、本当は全てを知っているからです。
でも、まだまだ、まどろみの中で夢を見て、楽しんでいたいのですよね。
でも、鳳凰がこうして姿を現したのは。。。。。
それは、
あなたが目覚める時が来たからです。
さて気分を切り替えて、今日のお昼ご飯をご紹介します。
お友達から頂戴した「焼きうどん」と「すんき、赤かぶ甘酢漬け」です。
焼きうどんに、すんきと赤かぶの酸味が良く合うことといったら!!
とっても美味しく頂きました。お皿は私の手作りです。
初めて使いましたが、お皿も何だか嬉しそう。
ごちそうさまでした。
その後、梅の花を見に行きました。梅の花は本当にいい香り。。。
しばし、時を忘れるひとときです。
帰りに、ホームセンターで季節の花を買い求めました。
やはり生花は、美しい生命そのものの輝きを持っていますね。
自然の優しい花の香りは、身も心も癒やし浄化してくれます。
さて、今日も水廻りと玄関掃除をしました。
体調は今日もいいです。疲れません。
花を植えたら、次は庭の草抜きです。
最近の雨と暖かさで、雑草が一気に芽を出しましたので、これからは草むしりの日々が続きます。
ありがとうございました。