私達は、この世で幸せな日々ばかり過ごす訳ではありません。時には、人生に躓きます。
「なぜ自分だけが、こんな目に遭うのか。」
誰しも、長い人生の中で、何度かは自問自答することでしょう。
今、順風満帆でも、いつかは必ず父母、配偶者との別れ、自分自身の死を迎えねばなりません。
その時、真理が理解出来ている人と全く理解していない人では、受け止め方が場合によっては180度違うかもしれません。
人の死とは、あの世は存在するのか、意識はあの世で生き続けるのか、神仏は実在するのか・・・・・
何も知らなければ、死が近づいた時、恐怖で心平安に過ごす事はできないでしょう。
知った上で生きてきたならば、心穏やかに人生を振り返り、感謝、感謝の大安心の中で霊誕生(肉体の死)を迎える事が出来るのです。
この物質界のみに焦点を当てた生き方では、残念ながら、死後、後悔することになってしまいます。
では、どうすればこの世でもあの世でも幸せに生きられるのでしょうか。
先日虐待等のお話をしました。
虐待する親も虐待される子供も、どちらも誰からも愛されたことがありません。
潜在意識は無意識領域です。おまけに、潜在意識は受け取る情報も善悪区別できません。
子供を人格否定する言葉も、暴力も、いくら「嫌だ」と思っても潜在意識は否応なく受け取っていきます。
そして、子供が成長して親になった時、自身の幼い頃に似た条件が揃うと、潜在意識の中の癒やされていないままのインナーチャイルドが暴れ出すのです。
この潜在意識の浄化には、色々な方法があります。
私はカウンセラーでしたので、カウンセリングを受けることも、そのひとつであることは証明できます。
傾聴して貰うことで、安心して、心の奥底のつらい思いを話すことが出来ます。
そして、一つ一つの感情に共感して貰うことで心が晴れていくのです。
しかし、なかでも特別の方法があります。それは次の真実を知ることです。
それは、
あなたは神の大事な大事な一人子なのです。
神は愛そのもの。大いなる愛の存在です。
あなたを愛して愛してやまない神があなたの父です。
あなたが、全く気づかなくても(自我の岩戸で塞がれているため)、神は全てを見通し愛し続けています。
私は、父である神の大愛に全身を包まれたことがあります。
その愛たるや人知を超えたもので、言葉に表現出来ません。
まるで愛の雷に打たれたかのような大エネルギーでした。
神は、私だけを愛しているのでは毛頭ありません。
全人類、全生命を愛しているのです。
「自分は神の大事な一人子」その真実をしかと受け入れ、神を魂より命の限り求めれば、天界帰還の門は開くのです。
命がけで祈る事が出来るのは、死ぬほどの苦しみに直面している人だけです。
神仏は、命がけで真理を求める我が子を捨て置くことは決してありません。
神仏の愛の導きは、そこから始まり、あなたは本当の神の子としての一歩を踏み出すのです。
やがて気がつけば、潜在意識の中に住むインナーチャイルドは神の愛に包まれ、浄化され、愛に満たされているのです。
そうなれば、もう虐待の連鎖は浄化されて、完全に消えてしまいます。
これは現在、庭の金木犀に巣を作って抱卵中の山鳩。夫婦が愛を込めて交代で暖めています。
何年も住みついているせいでしょう。安心して人が近づいても逃げません。孵化が楽しみです。
親の子への愛が崇高なのは、命懸けで守り育てるからなのですね。雨の日も強風の日も、卵から離れません。去年は蛇にも狙われました。
まるで、私達が卵の殻(自我の岩戸)を破って、神の子として誕生するのを心待ちにしている神の姿そのものです。
また、山鳩家族の経過報告を致します。
ありがとうございました。