前回の記事で、龍が想像上の生き物ではない事は、分かって頂けたことと思います。
龍は、私達の前に自在に姿を現します。
それは、雲で現れたり、明晰夢であったり,異次元界で現実に実体を持った体験であったりします。
あれは、昨年末のことです。
深夜、眠れなかったので、龍と遊ぼうと思いつきました。
そこで、その夜は金龍さんと遊ぶことに決定しました。
布団に横になったまま、瞑想状態に入ります。
金龍さんはどんな姿で現れるのか、わくわくどきどきして待っていますと。。。。。。。。。。。。、
来ました。来ました。
金色の光を放って、突然ぐいっと目の前に巨大な顔が現れました。
そして、首に乗れと言います。
金龍は,朗らかで愉快な性格です。
近づくだけでうきうきして、笑いがこみ上げ、楽しくなります。
私は大喜びで、角を握って首に乗りました。
まるで日本昔話のアニメそっくりです。
金龍は,全身が金泊を貼ったようにまさに金ぴかでした。
そう、ちょうど名古屋城の金のシャチホコのような姿です。
さあ、出発です。
外に出ると、明るい日中になっています。
飛行機に乗っているように山の上へ、池の上へ、そして海の上へ。
時に水中に潜ったりもするのですが、私の体も霊体になっているせいか苦しくもなんともないのです。
空中回転、急降下、急上昇と楽しくて、楽しくてたまりません。
私の意識体は、すっかり無邪気な子どもになっています。
金龍さんは、豪快で愉快。ものすごく明るく楽しいのです。
もう、わくわくと笑いが止まりません。
やがて、そのうち、幸せな金竜との冒険旅行も終了となってしまいました。
「楽しかったので、これが事実だったという証拠を下さい。」
別れ際に言いますと、
「分かった。とっておきの物をあげよう。」
と言いながら、金龍は私を家に降ろしました。
はっと気付くと、暗い部屋の中。
それでも、龍が家の上を旋回しているのが霊眼で見えます。
その時です。
「どっすん、どっすん、こん、こん。ころころころ。」
突然、屋根で、大きな音がして、びりびりと家が揺れました。
「何?すごい物が屋根に落ちたけど?」
「わっはっは。わしのうんこじゃ。」
「えーっ。うんこ~?」
「うんこというても、わしのは、金で出来てるぞー。小さいのは龍の玉じゃ。わしのうんこで、こーうんを授けたぞー。わっはっはー。」
こうして、金竜さんは、すてきな置き土産を置いて去って行きました。
瓦が割れるほどの音と振動でしたので、明朝、急いで屋根を見ました。
もちろん、金の大きな塊は、肉眼では何も見えませんでした。
そりゃそうですね。
でも、金の運幸と龍の玉は確かに頂きました。
ともかく、素敵な幸運をありがとうございました。愉快な金龍さん。
実は、金龍さんは弁財天様の眷属(けんぞく)です。
それが分かったのは、金龍さんが私を連れて行った池というのが、弁財天様をお祀りしている神社の池だったからです。
私はいつも公園に行くたびに、弁財天様にお花やお菓子などをお祀りしておりました。池の鯉にも餌を持って行きます。
そんな縁で、金龍さんが我が家に来てくださったのでしょう。
金龍に乗せられて、弁財天様の池に潜ったり、上昇したりして、子どもになって遊びました。
実際と違い、池は大きくて、水もとても澄んでいました。
弁財天様にも、霊的に時折お逢いしています。
弁財天様は、お若くておきれいです。七福神の紅一点です。
そのせいか、お会いすると、喜び、嬉しさ、楽しさが沸き上がってきます。
七福神の神様方は、それはそれは愉快、愉快。
楽しくて、嬉しくて、笑いっぱなしの神様ばかりです。
宝船の中で、演奏して歌います。
誰かが何か言う度,歌うたびに笑い転げています。
またの機会に,七福神が宝船に乗ってやって来た時の様子を記事にします。
さて最後に、神社へ参拝の際、気をつける事を少し記します。
私達のことを神様はすべて、お見通しです。
神社の鳥居へ一歩足を踏み入れたら、そこは神域です。
神域全てが、神様のお体と思ってください。
失礼な言動がないよう気を配りましょう。
人の悪口、噂話、雑談すべて神様に筒抜けです。
神社へ詣でる時は、心の掃除をしてから家を出たらよいでしょう。
神様は心の中まで、全て見ていらっしゃいます。
敬意をもって、心よりお参りしましょう。
我欲,物欲な願いは禁物です。感謝以外にありません。
「弁財天様、最近ご無沙汰しております。
近いうちお参りに伺います。」

ありがとうございました。
今日は皆様にも、金龍の幸運をたっぷりお届けいたしました。
どうぞ、お受け取りください。